和ゆらり …「大人のための和ークショップ」〜わたしだけの贅沢時間〜


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第参回 鎌倉でゆらり

「和」との出会いを求めて鎌倉へ!

9月12日土曜日、第3回和ークショップは、鎌倉を舞台に開かれました。せんせいにおむかえしたのは小料理屋「あさ月」を切り盛りしつつ、編集の仕事やフラメンコダンサーとして活動されている小泉まみさん。

地元でのガイド誌の取材で得た情報をもとに作成してもらった、小泉さんオリジナルの「和散歩map」を片手に鎌倉の街を散策した後、「あさ月」にてお料理をおいしく見せる盛りつけ方やおいしいおつまみの作り方を指南していただきました!

鎌倉の街を「和」で散策

和ークショップの前半は、みなさんそれぞれ「和散歩map」を片手に、鎌倉の街へとくりだしました。地図に掲載されているのは、リサイクルの着物屋さんやかわいらしい和小物屋さん、落ち着いた路地裏の和カフェなど18店舗。

みなさん、お香や和の器を購入されるなどして、思い思いに鎌倉の「和散歩」を楽しみました。

散歩を終えた後は、小町通りの路地裏にある「あさ月」に集合して、和ークショップ後半へ。

女将直伝のおいしいおつまみ

参加されたみなさんの自己紹介でひとしきり盛り上がってから、小泉さんに献立の立て方をレクチャーしていただきました。(献立のコツの詳細は、小泉さんのインタビューをご覧ください。)

献立のポイントを教わった後は、小泉さんお手製の「ふろふき大根」や「いんげんのごまあえ」を題材に、盛りつけのコツを実践です。ふろふき大根のような丸い素材の料理には四角い皿を使うとバランスがよくなるとのこと。これは「陰」と「陽」の考え方を取り入れたもの。対極の組み合わせをすることで効果的な盛り付けができるそうです。


また、見栄えの美しさを大切にするのはもちろんですが、旬の素材を意識して、行事に合わせた盛り付けを施すなど季節感を表現することもポイントとか。



最後に、丸ごとひとつ使い切るのがなかなか難しいキャベツを使ったレシピも2点教わりました。手軽に作れる料理を目の前で小泉さんに作っていただき、みんなでおいしくいただきました♪



笑い声が絶えず、とってもにぎやかだった第3回和ークショップ。盛り付けのコツも献立のコツも、なんとなく知っていた気がします。ただ、わたしはそれを実践できていたかというとそうではなく、あらためて意識をして食卓をより楽しいものにしたいと思いました。



*小泉さんは9月末をもって「あさ月」の女将を退き、経営者として新たなステージに…。10月よりランチもはじめ、よりいっそう旬の魚介類を楽しんでいただける店としてリニューアルオープンしました。

写真 ◎ 佐藤 紀子(辻行燈)&『和ゆらり』/レポート ◎ mio