和ゆらり …「大人のための和ークショップ」〜わたしだけの贅沢時間〜


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第弐回 浴衣でゆらり

着るだけじゃない、着付けの楽しさを新発見!

真夏の青空が広がる7月25日土曜日。 カメラマン末松正義さんの「スタジオ・ラプトゥール」をお借りして、第2回和−クショップが開かれました。今回のせんせいは、劇団『ポかリン記憶舎』を主宰しつつ、『浴衣美人講座』や『くのいちへの道』などのユニークなワークショップで大活躍の明神慈(みょうじんやす)さん。


今回の和−クショップは、明神さんアレンジのからだとこころをほぐすストレッチ&浴衣の着付けという、単なる着付けとはひと味違った内容です。


着付けの前に、... 『プルプル船』!?

この日参加したのは8名の女子。初めての方もおいでになることもあり、まずはみんな輪になって自己紹介。明神さんの巧みなリードにしたがって、ニックネームで呼び合ったり、好きな食べ物で盛り上がったりしているうちに、少しずつ初対面の緊張感がほぐれていきます。


自己紹介が終わったところで、和−クショップの前半開始。明神さんオリジナルのストレッチ『プルプル船(ぷるぷるせん)』です。二人一組になって、ひとりが横になり、仙骨(せんこつ。骨盤の中心にある骨)を中心に、頭からつま先までゆっくりとゆらしながら、からだとこころをほぐしていきます。交代で行うのですが、ゆらされるほうは当然夢心地になるとして(笑)、ゆらしている側もとっても気持ちよかったのが印象的でした。


ほぐれたからだに吸いつく浴衣を実感!

『プルプル船』によってほぐれたからだで、いよいよ浴衣の着付けです。それぞれ用意した浴衣や帯を広げ、襦袢(じゅばん。和装の下着にあたるもの)のつけ方や、衣紋の抜き方、腰ひもの結び方など基本中の基本を教わり、最後は帯も自分で締めてできあがり!


明神さんの着付けの特長は、その意識。体幹にしっかりと意識を集中することで、優雅に動くことができ、かつ着崩れを防ぐこともできるのだとか‥。

※詳しくは明神さんへのインタビューをご覧ください!


からだをほぐすことで、浴衣の気持ちよさを肌で実感できたのはもちろんですが、「美しくまとう」という意味に気付かされた今回の和ークショップ。華麗な所作は、学ぶというよりも、自分の意識が大きいことにも、改めて気付いたmioでした!

写真 ◎ 末松正義/レポート ◎ mio